なんでも端的に表すと嘘の部分が必ずまじります。 簡単に説明すると嘘の部分が生まれ、詳しく説明するとややこしくなる。 これはジレンマです。
なので簡単に説明してる記事はその全てを鵜呑みにはしないでください!!
Q 東洋医学を勉強したいです。どうすればいいですか?
国家資格を取得しないといけない業種としては按摩、指圧、マッサージ、鍼灸の学校が東洋医学を教えていますがカリキュラムの9割は西洋医学です。 東洋医学はほんの触り程度しか行いませんので過度な期待はできませんが東洋医学の基礎と面白さは学べます。 漢方薬で東洋医学を使いたいという人は医師か薬剤師になりましょう。 やはり殆ど東洋医学は学びませんが法律上、ライセンスが必ず必要です。 日本ではこれらの他に道はありません。
国家資格なんていらない!薬膳による食養やヨガ、気功、民間マッサージ、整体、日々の養生などで使いたいという人は独学という手もあります。しかしそれなりの使い手になるにはかなりの険しき道です。 通信教育で学んだり、東洋医学の一般書などに書かれている内容を丸暗記して使うだけなら簡単ですが、これらではあまり効果は期待できません。東洋医学の本来の効果は暗記だけでは出ないですから。 このような方向けに私も月に一回「みんなで楽しく東洋医学を勉強しませんか?」という勉強会を開催しています。 国家資格を持っていない一般の人向けのものです。
東洋医学を勉強するために必要なことは根気です。 初めは本を読んでも講義を聞いても何のことかサッパリ解りません。 もちろん私もそうでした。 しかし、解らないなら解らないなりに勉強していればそのうち解ってきます。
東洋医学の学習が難解なことの原因は… 単語が解らない。 言葉の意味が解らない。 文脈が解らない。 そもそもの思想が解らない。 などです(笑)
西洋医学のように科学的な一貫性をもって全てを説明しているのではないので、ある時は感覚的に、ある時は科学的に、ある時は現実的に様々な角度からの思考が必要になります。 この思考の変化についてこれない人にとっては東洋医学はタダの戯言。オカルトや似非医学などに思えるでしょう。
頭は柔らかく、しかし論理的に。 これが東洋医学の勉強法のコツだと思います^^